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軍事学・2
2010 / 10 / 09 ( Sat )
海軍の編制
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■□海軍の編制
各国の状況によりその編制は陸軍と比べマチマチであり一概にいえないが、大きく分けると外洋型海軍と沿岸型海軍に分かれる。
 沿岸型海軍は、駆逐艦程度を中心として、魚雷艇、掃海艇等で構成されている防御型であるといえよう。外洋型海軍は二つに別けることが出来る。ひとつは空母等を中心とした機動部隊を持つ攻撃型な海軍と、シーレーンを防護を主目的とする割と防御的な海軍である。

・艦艇の区別
<戦艦>
 第二次大戦後は殆ど見かけないが、アメリカ海軍がベトナム戦争で艦砲射撃したのが一つの例である。要は大艦巨砲であり、決戦用の艦である。ミサイルがない大砲時代に造られた戦闘(列)艦である。旧日本海軍では国の名を主につけていた(大和・長門など)
<航空母艦=空母>
 航空機の発着ができる艦艇である。そのため大型にならざるを得ないが、攻撃的な機動部隊の中核である。ただその技術だけでなく戦略的運用等も難しく、これを保有している国は少ないが、近年、東南アジア諸国でも持つことを検討している国が多い。旧日本海軍では竜や鳥の名を付けることが多かった(費竜・翔鶴など)
<巡洋艦>
 戦艦を小型にした戦闘艦である。戦艦の攻撃、防御力を犠牲にするかわり高速化を図り。偵察、警戒、魚雷襲撃等を主とし、通商破壊戦や戦艦、空母等の掩護等、多岐な任務をこなしている。旧日本海軍では山や川の名をとった(那智・妙高・長良・名取など)
<駆逐艦>
 旧日本海軍では補助艦艇とされたが、水雷戦闘(魚雷戦や機雷戦)の主力として艦隊決戦の一方の花形でもあった。またその高速を生かして艦隊の偵察や援護だけでなく、対潜、対空作戦、輸送船の護衛など「車ひき」と呼ばれたように、あらゆる作戦に参加する便利な艦であったといえよう。旧日本海軍では天象や草木の名が付けられた(天露・柊など)
<潜水艦>
 海の忍者であり、魚雷線を中心として通商破壊戦で相手国の補給線をたたく。また敵の大型艦を一発で仕留める魅力もある。


艦艇―軍艦(戦艦・巡洋艦・航空母艦・潜水母艦・敷設艦・海防艦・砲艦・練習戦艦・練習巡洋艦)、駆逐艦、潜水艦、水雷艇、掃海艇



艦隊航空部隊
 艦戦(艦上戦闘機)、艦攻(艦上攻撃機=水平爆撃及び雷撃)、艦爆(艦上爆撃機=急降下爆撃)、艦偵(艦上推察機)等を航空母艦に搭載して、洋上での打撃力とする。

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